星名意味誕生星星言葉
【星座の由来と物語】
 もともとは「ソビエスキの楯座」と呼ばれていた。1682年,オスマン帝国は,20万の軍隊でハンガリーとオーストリアに攻め入り,1683年7月14日ウィーンは包囲され,飢餓のため崩壊寸前まで追いつめられる。そこに救援軍を率いあらわれたのが,ソビエスキである。ソビエスキは,連合軍の総司令官とし て,欧州から異教徒であるオスマン帝国の撤退の始まりを記念する,決定的な勝利を収めた。こうしてソビエスキは,英雄としてヨーロッパで賞賛され,キリスト教徒からは救世主と崇められていたため,楯座の星座絵には十字架が描かれるようになった。