星名意味誕生星星言葉
α ルクバト Rukbat 1/10  責任感・向上心
 理想・独立
 少年の心を持ち続ける
γ アル・ナスル Al Nasl 矢の先端 12/23  野心・権力
 下克上
 闘争心に燃える野心
ε カウス・アウストラリス Kaus Australis 弓の南部 12/28  安全・臆病
 家族・安定
 穏やかな協調性
ζ アスケラ Ascella 1/ 6  思慮・自己批判
 演出下手
 信頼感と正義
η エータ         12/26  野心・政治
 要領・人脈
 幸福をふりまく政治的能力
λ カウス・ボレアリス Kaus Borealis 弓の北部 12/29  自然・受容
 寛容・のんき
 自然を愛するしなやかさ
μ ミュー         12/25  指導性
 集団心理
 人望あつい協調性
σ ヌンキ Nunki 海の始まる印 1/ 5  合理主義・無常
 保守・真理
 冷静な保守性
φ ファイ         1/ 3  神秘・自然科学
 個性への固執
 個性豊かな自信
δ カウス・メディウス Kaus Mdius 弓の中央        
β1  アルカブ・プリオル Arkab Prior 前のかかと        
β2 アルカブ・ポリテリオル Arkab Posterior 後のかかと        
【星座の由来と物語】
 ケイロンは,半人半馬のケンタウロス族の賢者で,クロノスとピリュラの息子。クロノスは妻レアの目を逃れるために馬に姿を変えてピリュラと交わったことから,半人半馬となったという。ヒペ,メナリペの父。アキレウスの養父。ヘラクレス,イアソンらの師匠。一般に野蛮で粗暴なケンタウロス族の中で,ケイロンは例外的な存在であり,アポロンから音楽,医学,予言の技を,アルテミスから狩猟を学んだという。ケイロンはペリオン山の洞穴に住み,薬草を栽培しながら病人を助けて暮らした。また,請われてヘラクレスやカストルら英雄たちに武術や馬術を教え、イアソンを養育し、アスクレピオスには医術を授けた。あるとき,ヘラクレスとケンタウロスの争いに巻き込まれ,ヘラクレスの放った矢が誤ってケイロンの膝に命中した。ヘラクレスの矢にはヒドラの猛毒が塗ってあったため,不死のケイロンは死ぬこともできず,苦痛から逃れるために,不死をプロメテウスに譲り,死を選んだという。ゼウスはケイロンの死を悼み天に上げ星座にしたとされている。