星名意味誕生星星言葉
γ エルタニン Etanin 竜の頭 12/21  権力志向
 合理性
 直感鋭い自己中心性
η アル・ディーバイン Al Dhi'bain 2匹の狼 11/30  正義・恐怖政治
 理想
 直線的に走る過激さ
ξ グルミウム Grumium 下顎 12/20  理想・宗教
 肯定的な寛容
τ タウ         1/ 8  頑固・意志
 慎重・猜疑心
 アクティブな独走
α トゥバン Thuban        
β ラスタバン Rastaban 竜の頭        
δ ノドゥス・セクンドゥス Nodus Secundus 第二の結び目        
ζ ノドゥス・プリムス Nodus Primus 第一の結び目        
ι エダシク Edasich 雄のハイエナ        
λ ギアンサル Giansar 竜の頭と尾        
μ アルラキス Alrakis 飛んだり跳ねたりするもの        
ν クマ Kuma            
ψ1・ψ2 ヅィバン Dsiban 2匹のハイエナ        
【星座の由来と物語】
 金のリンゴを護っていた、100の頭を持つ龍ラドンであるという。ヘラクレスの12の功業の11番目が、この金のリンゴを取ってくることであった。ヘラクレスは弱点の喉を矢で射ることでラドンを倒すが、ヘスペリデスの園には神しか足を踏み入れることが出来ない。そこで、ヘラクレスは、ヘスペリデスの金のリンゴを求めてアトラスの元を訪れた。するとアトラスは、リンゴを取ってくる間、代わりに天を支えてほしいと要求し、アトラスはヘスペリデスの園へ赴き、娘たちから3つの金のリンゴを受け取った。戻ってきたアトラスにヘラクレスは、天を返そうとしたが、アトラスは、自分がりんごを届けに行くので、天はヘラクレスに任せると言い出した。困ったヘラクレスは、とっさに「了解。だが、その前に、楽な天の支え方を教えて欲しい」と言って、アトラスに再び天を担がせ、その場を去ったという。または、カドモスに倒された竜であるともいう。