星名意味誕生星星言葉
α アルクトゥルス Arcturus 熊の番人 10/29  静寂・瞑想
 孤独・予知
 独自の世界観
β ネッカル Nekkar 牧人 11/10  神秘・好奇心
 宗教
 未知を夢見る想像力
γ ハリス Haris 北方の番兵 11/ 2  夢想・見栄
 情熱・憧れ
 想像力のあるロマン
δ デルタ         11/13  闘争・好色
 本能的欲求
 穏やかさの中の野心
ε プリケリマ Pulcherrima 最も美しいもの 11/ 6  寛容・純真無垢
 ナイーブ
 自由奔放な純真さ
η ムフリッド Mufrid 槍つかいの一つ星 10/24  共同作業
 奉仕・人道的
 自己犠牲的な恋
θ テータ         11/ 1  目的意識
 漂泊・野心
 理想を見つめる
ψ プシー         11/11  反発・改革
 自由・信念
 高い理想・強い信念
μ アルカルロプス Alkalurops 羊飼いの杖        
【星座の由来と物語】
 アテナイを治めていたイカリオスは、酒とブドウの神ディオニュソスがアテナイに滞在したとき、丁重にもてなしたことから、ディオニュソスからブドウの栽培と酒の造り方を教えられたという。イカリオスは、早速、酒を造り領民に振舞ったところ、水で薄めずそのまま飲んでしまったために ひどく酔ってしまう。そのため、毒を飲まされたと勘違いした領民に、イカリオスは殺されてしまう。その頃、イカリオスの娘エリゴネは父が戻らないことを心配し、愛犬マエラを連れ父の行方を探したところ、木の下で死体となったイカリオスを発見する。絶望した彼女は木の下で首を吊って死に、愛犬マエラも自分が死ぬまでそこにいたという。これを悲しんだゼウスによって、イカリオスは牛飼座、エリゴネは乙女座、マエラは小犬座となった。